まずはプロジェクトの作成から回路図エディタの使い方をおおまかにまとめました。
一般部品を使用した簡単な回路図はこれだけで書けると思います。
細かい使い方は少しずつ追記していきたいと思います。
プロジェクトの作成
「ファイル」→「新規プロジェクト」を選択
プロジェクト名を入力して作成しますが、先に同名のフォルダを作成してからそのフォルダにプロジェクトを保存します。
回路図エディタを開く
一番左のアイコン「Eeschema」をクリックして回路図エディタを開きます。
回路図の詳細情報の設定
回路図の右下の枠の情報を設定します。
「ファイル」→「ページの設定」をクリックします
必要な項目に記入すると回路図の右下枠に反映されます。
とりあえず「タイトル」「会社名」を記入。
日本語だと「???」になるので半角英数字で記入しましょう。
部品の配置
メニューバーの「配置」→「コンポーネント」を選択
もしくは右ツールバーの上から3番目のアイコンをクリック
その後、画面上をクリックすると部品選択画面が開くので必要な部品を選択する
新規部品の作り方は下記を参照してください。
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【KiCAD】回路図における新規部品の作り方
回路図エディタで使用する部品(KiCADではコンポーネントと呼ぶ)を新しく作る方法を紹介します。 回路図を作成する場合、既存のライブラリだけで完成することはほぼ無いと思います。 どんなCADを使っても ...
電源の配置
電源部品の配置は通常部品とやり方は同じですが項目が別になっています。
メニューバーの「配置」→「電源ポート」を選択
もしくは右ツールバーの上から4番目のアイコンをクリック
その後、画面上をクリックすると部品選択画面が開くので必要な部品を選択する
配線
配線
メニューバーの「配置」→「配線」を選択
もしくは右ツールバーの上から5番目のアイコンをクリック
始点の端子をクリックしてから終端の端子をクリックすると、配線が引かれます
配線を端子が無い所で終了させたい場合
配線を終了したい所で「右クリック」→「ワイヤの終端」を選択する
配線と配線を接続する(ジャンクション)
メニューバーの「配置」→「ジャンクション」を選択
もしくは右ツールバーの上から10番目のアイコンをクリック
配線を接続したい箇所でクリックすると●で接続される
部品や配線の削除
メニューバーの「編集」→「削除」を選択
もしくは右ツールバーの一番下のアイコンをクリック
削除したい部品や配線の上でクリックすると削除される
まとめ
回路図エディタの使い方を簡単にまとめました。
ここで紹介した基本的な操作はどのCADを使用してもだいたい同様な操作になるかと思いますので、他のCADを使ったことがある方であれば、すぐに慣れてくるでしょう。
回路図エディタに関しては、他のCADよりもクセが無く、扱いやすいように感じました。