回路図の作成が完了したら、今度は各部品のフットプリントを設定をします。
ここでは汎用のチップ部品に対し、既存のライブラリに入っているフットプリントを関連付ける方法を紹介します。
CvPcbの起動
「回路図エディタ」画面の上部ツールバーの「CvPcbの実行」を選択します。
注意画面が表示されますが、気にせず「OK」を選択します。
フットプリントを見る
CvPcbの画面構成としては、真ん中に回路図で使用している部品の一覧が表示されており、右側にライブラリに含まれているフットプリントの一覧が表示されています。
まず、フットプリントを確認する為に上部ツールバーの「選択したフットプリントを見る」を選択します。
このフットプリントを確認しながら、各部品に関連付けていきます。
フットプリントを関連付ける
下記手順で関連付けを行っていきます。
①フットプリントを関連づけたい部品を選択する。
②関連付けるフットプリントをダブルクリックで選択する。
③フットプリントが関連付けられたことを確認する。
チップ部品のサイズについて
ライブラリに登録されているフットプリントはインチ表記になっています。
例えばよく使うミリ表記の「1608」サイズはインチ表記だと「0603」となります。
下記の表を参考にフットプリントを選択してください。
再度ネットリスト作成
フットプリントの関連付けが終了したら、改めてネットリスト作成を行ってください。
ネットリストは回路図で使用している部品とそのフットプリントの情報がセットになるからです。
この作業をやっておかないと、PCB設計エディタでネットリストを読み込んだ際にエラーが発生してしまいます。