KiCADで基板設計

オープンソースのKiCADの使い方と基板設計のノウハウをわかりやすく解説します

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【KiCAD】回路図のアノテーションとエラーチェックとネットリスト出力

回路図が完成したら、「アノテーション」と「エレクトリカル・ルール・チェック」を行います。

「アノテーション」は部品のリファレンス番号を自動で挿入する機能です。

「エレクトリカル・ルール・チェック」は回路図上で接続のミスなどが無いかを自動でチェックしてくれる便利な機能です。

順を追ってやってみましょう。

アノテーション

上部ツールバーの「回路図のアノテーション」を選択する。

kicad-Annotation1

 

「回路図のアノテーション」画面が開きます。

細かい設定もできますが、初めてやる場合は特に何も指定せずに下部の「アノテーション」を選択します。

kicad-Annotation2

 

確認画面が出ますが、そのまま「OK」を選択します。

kicad-Annotation3

 

赤枠の様に、自動でリファレンス番号が挿入されます。

kicad-Annotation4

 

思ったようにリファレンス番号が振られていない場合は、下記記事を参照して手動で修正を行ってください。

www.kicad.xyz


エレクトリカル・ルール・チェック

上部ツールバーの「エレクトリカル・ルール・チェック」を選択します。

kicad-check1

 

「エレクトリカル・ルール・チェック」画面が開くので、そのまま「実行」を選択します。

kicad-check2

 

たくさんエラーが出ました(悲)

「エラー一覧」にエラー内容が表示されます。

また、エラー箇所にはマークが付くのでわかりやすいです。

今回は空き端子があったので「接続されていない」という風に認識されています。

元々接続しない端子なのでそのままでも良いのですが、一応空き端子の処理を行います。

kicad-check3

 

空き端子の処理方法

上部ツールバーの「配置」→「空き端子フラグ」を選択。

もしくは右ツールバーの上から9番目のアイコンを選択します。

空き端子をクリックすると「×」印が付きます。

これは「接続を忘れたのではなく、未使用端子であることを認識させる為の処理」です。

この処理を行うことにより、エラーが無くなります。

kicad-空き端子の処理1

 

よくあるエラー

今回の空き端子の未処理によるエラーの他によくある内容として

  • 配線が端子に届いていない
  • ジャンクションが抜けている
  • 同じリファレンス番号の部品が存在している

などがありますので、これらのエラーが無くなるまで繰り返し「エレクトリカル・ルール・チェック」を行ってください。

 

エラーが無くならない場合

使用しているコンポーネントによっては、よくわからないエラーが残ることがあるかもしれません。

基本的には配線の接続ミスなどが無くなっていれば問題ないので、次に進めてみましょう。

ネットリスト出力

上部ツールバーの「ネットリストの生成」を選択します。

kicad-netlist1

 

「ネットリスト」画面が開くので、そのまま「生成」を選択します。

kicad-netlist2

 

ネットリストの名前を入力して「保存」を選択します。

kicad-netlist3