KiCADで基板設計

オープンソースのKiCADの使い方と基板設計のノウハウをわかりやすく解説します

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【KiCAD】回路図エディタの使い方(ちょっとしたテクニック)

回路図エディタの基本的な使い方としては下記記事で紹介しました。

www.kicad.xyz


しかし、作成している間に部品を移動したり、角度を変えたいという場面が出てきます。

そんな時に使うテクニックを紹介したいと思います。

部品の移動

部品の移動方法は2パターンあります。

パターン1(単品)

部品上部で右クリックし「コンポーネントの移動」を選択

kicad-move1

パターン2(複数)

移動させたい部品を全て囲うとまとめて移動できます。

kicad-move2

部品の角度を変える

部品の上部を右クリックし「コンポーネントの角度」→「左回転」を選択する。

その他、同様の操作で「右回転」や「ミラー操作」も可能です。

kicad-angle1kicad-angle2

部品のコピー

コピーしたい部品の上部で右クリックし「コンポーネントのコピー」を選択する。

kicad-copy1kicad-copy2

配線の移動 その1

下図のように配線を微調整したい時に使用します。

kicad-wire-drug1

 

線の直角部分で右クリックすると「水平ワイヤ」と「垂直ワイヤ」の選択ができるので、「垂直ワイヤ」を選択後「ワイヤをドラッグ」を選択。

kicad-wire-drug2 kicad-wire-drug3

 

移動したい所でクリックすると、線が移動します。

kicad-wire-drug4

 

同様の操作で「水平ワイヤ」および「GND部品」を移動して体裁を整えます。

 

配線の移動 その2

配線の移動は「その1」のように「水平ワイヤ」と「垂直ワイヤ」を1つずつ移動させる必要がある場合とまとめて移動できる場合があります。

まとめて移動できる場合の例を示します。

線の中央で右クリックし「ワイヤをドラッグ」を選択する。

kicad-wire-drug5

線が上下に移動可能となり、連結部分も追従して動きます。

それぞれ使い分けて効率よく配線を移動しましょう。

kicad-wire-drug6

部品の定数や名称を変更する

定数や名称の変更はやり方は同じです。

ここでは抵抗の定数変更を例にとります。

抵抗部品の「R」の文字上を右クリックし「フィールド定数」を選択し、次に現れるポップアップ画面で「定数を編集」を選択すると「フィールド定数の編集」画面が開きます。

kicad-value-change1kicad-value-change2

「テキスト」部分に抵抗の定数を入力して「OK」を選択します。

名称変更の場合はここに部品名称を入力します。

kicad-value-change3

部品のパラメータを追加する(抵抗の定格電力など)

部品によっては重要なパラメータを追加したい場合があります。

ここでは抵抗の定格電力を追加する方法を紹介します。

部品上で右クリック「コンポーネント」を選択し、次のポップアップ画面で「コンポーネントの編集」→「編集」を選択します。

kicad-add-parameters1kicad-add-parameters2

「コンポーネントプロパティ」画面が開きますので、順番に設定していきます。

①「フィールドの追加」をクリック

②追加されたフィールドを選択

③「表示する」にチェックを入れる

④フィールド名を入力、ここでは「定格電力」

⑤フィールドの値を入力、ここでは「0.25W」

kicad-add-parameters3

全ての設定が完了すると、新しい定格電力パラメータの「0.25W」が追加されます。

kicad-add-parameters4